今年度の講習会は、旭川実業高校を何度も全国へ導いた、関 悟 先生を講師にお招きし、岩見沢市立明成中学校体育館で行われました。当日は、三島コーチをはじめ、卒業生や現役の卓球部員を率いての登場。関先生の講義のもと、高校生らとともに練習・ご指導をいただきました。当日は、15名の指導者、約120名の選手が参加しました。 午前中は、グリップやスタンス、打ち方からドライブなどの技能を、午後から、選手らは高校生を含めた練習試合(シングルスとダブルス)を行い、、指導者は、申込の際にあらかじめ集約した質問を中心とした指導者向けの講習会を行いました。一例を挙げると、「打球感覚を身につけるにはどうしたらよいのか?」という質問に、関先生は、「こする、はじく、ながす(横にこする)、押す、切る、切らない(ナックル)、受け止める」の7種類が大切である。「スイングは、あてる、つかむ、ふるの3つ」であるなど、とても明快なお答えをいただきました。また、「キャプテンにふさわしい選手はどんな選手か?」という質問には、逆に関先生が、初心者が大半の中学校での部活動という観点から、それぞれの指導者の考えを聞きたいということで、集まった指導者の考えを交流しました。 1日日程の短い時間ではありましたが、大変中身の濃い講習会でした。ご多忙のなかお越し下さった関先生をはじめ旭川実業高校の皆様に、お礼申し上げます。また、管内の指導者・選手の皆さん、おつかれさまでした。空知中学校卓球強化委員会では、今後もこうした講習会を開催していきたいと考えております。 |
講習会の様子